筆者は北京で旅行を学ぶ大学院生。妻は中国人。明るい話題の少ない日中関係ですが、将来に向けて建設的な提案を行なっていけたらと思ってます。末永くよろしくです。
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報道

10月14日付の『法制晩報』に、こんな記事が載ってました。全文翻訳すると著作権とかに触れちゃったりするかもしれないので、要約をどうぞ。

日本の香川大学の某教授が、中国人学生の大学院入りを拒否した。またこの教授は授業中に、自身が中国で撮って来たという中国人の不道徳極まりない写真をやたらと紹介したり、授業中に「南京大虐殺捏造説」を吹聴したりもしていた。香川大学ではすでに調査委員会を設置し、事実であれば厳重処分とすることを約束した。

事の真偽は別にして、毎日のようにこういう報道に触れてる中国人に「日本を好きになれ」っていうほうが無理だよね。中国の事は“反日デモ”しか知らない日本人に「中国を好きになれ」って言っても無理なのと同じように…。中国でも日本でも、報道は基本的に“以偏概全”(偏った情報でもって全体を判断してしまうこと)。信用できないです。ただ、マスコミを非難するのは簡単だし、それはそれで正しいと思うけど、両国でこういう報道が溢れてしまう背景には、ふかーい“相互不信任”がある気がするなあ。知日派中国人・知中派日本人を増やしていくしか根本的な解決方法はないと思う。

初回なんで(自分の中の)概論っぽくてつまらないですが、今日はこんな感じで。次回からもっと具体的で面白いの書きます。

香川大…。一年ほど前にも「恋愛イロハ本で有名な某心理学教授が、患者の女性と一緒にお風呂に入った」とかいうB級ニュースがなかったっけ…。
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# by t-kume | 2005-10-15 16:46

お勧めの本

某所にも書きましたが、コピーしてここにも。日中関係を考える人にお勧めの本です。

清水美和「中国はなぜ『反日』になったか」(文芸春秋、二〇〇三年)

東京新聞編集委員として、中国報道に長く関わった筆者が分析する日中関係論。
この手の本は右か左かに大きく偏ってることが多いけど、筆者の観点はとても公平かつ正確。「反日を煽る中国はケシカラン」と憤る人達に、「日中関係を考えたい」と思っている人達に、ぜひ読んでほしい一冊。同時に中国の人にも勧めたい。中国語翻訳版が出ないかしら…。

文中に引用されている胡耀邦の言葉は、熟考の価値あり。
「歴史において、狭隘な愛国主義しかわきまえず、その結果、誤国主義に変質してしまった者は少なくない。中日両国の青年は歴史の経験と教訓の中から知恵を汲み取り、自分自身を愛国主義の情熱と国際主義の精神に富んだ気高い現代人に鍛えていくよう、私は望む」
胡耀邦がもう少し長生きしていれば…。
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# by t-kume | 2005-10-15 16:44

自己紹介

はじめまして。北京で留学生やってる“じうみー(久米)”と申します。
最初に僕の中国歴を紹介します。

2001年3月 上海に初上陸。3週間短期留学する。
2001年9月 R大学からの交換留学生として、中国S大学に留学。後に結婚する“アルマオ”と知り合う。
2003年1月 留学を終え、一時帰国。
2003年3月 SARS発生。内定をもらっていた中国の某旅行社から「日本人観光客がいなくなったから雇うことはできなくなった」と宣告される。
2003年9月 S省の某留学仲介企業に就職。中国人の日本留学事情に詳しくなる。日本の入管行政問題にも詳しくなる。独学で日本語教師ができるようになる。社会の裏側も含めて、いい勉強をさせてもらいました。
2004年2月 アルマオと結婚。
2005年1月 前述の某留学仲介企業を辞職。アルマオをつれて日本へ帰省。
2005年9月 中国政府奨学金留学生として、北京第二外国語学院旅行管理系で大学院生になる。

現在は、学校に通いながら日本語教師をして生計を立ててます。
今後もマイペースで更新していきたいと思いますので、お付き合いのほど、よろしくお願いします。
いろいろな方からのコメント・トラックバック、歓迎しています。
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# by t-kume | 2005-10-01 19:14